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Discover Japan
 Ken & Mary's Second Life
2013年7月10日〜
青森県/岩手県/秋田県 
東北:久慈〜恐山〜奥入瀬〜五能線
久慈/小袖海岸 恐山/小牧温泉 奥入瀬/十和田 弘前/五能線
2013年7月8日 
久慈
八戸
下北
恐山
三沢
小牧温泉
星のリゾート
青森屋(泊)

久慈駅発6:45発


7月8日今日は恐山へ行く為早起きして6:00にホテルを出る。
久慈駅はまだ人はまばら、携帯電話を家に忘れてきてしまい、家に急ぎの用事があり電話ボックスに入るとカード式でコインが使えない、ホテル入口に公衆電話があったのを思い出し走ってホテルに戻りそこから家に電話する。日常あまり感じなかったのだが この時ほど携帯電話の便利さと、ない時の不便さを感じたことはなかった。


6:45分久慈駅発JR青い森鉄道・八戸行き 八戸8:50着。同じホームに停車中の8:52分始発電車に乗り換える。野辺地駅9:32着下北へはここで乗換える。30分ほどの待ち時間に駅前の小さな店で朝食にパンと飲物を買って駅の待合室で食べる。

野辺地駅10:07分発の青い森鉄道・青森行きに乗車。 この電車は恐山へ向かう乗客でいっぱいだったが座れて、10:52下北駅着。  


下北駅の改札を抜けて左側バス乗り場には恐山行きのバスが停車していた。駅前広場一帯は建物もあまりなくのどかな田舎の風景。
恐山行きのバスは、さっきの電車から降りた人たちですぐにいっぱいになって間もなく発車した。路線バスなので地元のお客さんも乗せて市内をしばらく走ってから山道に入って行った。観光地の路線バスらしく車内放送は恐山の説明や唄がづっと流れていた。


恐山は下北駅からバスで行く

途中の冷水という停留所でしばらく停車して乗客に冷水を飲ませてくれるサービスがある。
車内アナウンスで 『1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで若返ると言われる水』と説明がある。


ほとんどの乗客が下車して代わる代わる冷水で喉を潤していく。
『年寄りの冷水』というが関係あるだろうか。


バスはいくつもの急カーブを乗り越えて下北駅から30〜40分で、大きな湖のある平地に出た。左に赤いたいこ橋(三途の川を渡る橋)が見えるととそこが恐山の入口だった。


三途の川を渡る橋

入口で入山料500円x2 支払い山門を入る。
広い境内は日本三大霊場らしい雰囲気が漂っている。

恐山とは
恐山は、カルデラ湖である宇曽利湖(うそりこ)を中心とした外輪山の総称である。外輪山は釜臥山、大尽山、小尽山、北国山、屏風山、剣の山、地蔵山、鶏頭山の八峰。「恐山」という名称の単独峰はない。火山岩に覆われた「地獄」と呼ばれる風景と、美しい宇曽利湖の「極楽浜」との対比が特徴である。  寺名は菩提寺、本坊はむつ市田名部にある曹洞宗円通寺である。本尊は地蔵菩薩。伝承によれば、開山は貞観4年(862年)、開祖は天台宗を開いた最澄の弟子である円仁(慈覚大師)であるという。 文化7年(1810年)再刊の『奥州南部宇曽利山釜臥山菩提寺地蔵大士略縁起』によれば、円仁が唐に留学中、 「汝、国に帰り、東方行程30余日の所に至れば霊山あり。 地蔵大士一体を刻しその地に仏道を広めよ」という夢告をうけた。 円仁はすぐに帰国し、夢で告げられた霊山を探し歩いた。苦労の末、 恐山にたどり着いたといわれる。その中に地獄をあらわすものが108つあり、全て夢と符合するので、円仁は6尺3寸の地蔵大士(地蔵菩薩)を彫り、 本尊として安置したとされている。そして地元では、地蔵信仰を背景にした死者への供養の場として知られる。下北地方では「人は死ねば(魂は)お山(恐山)さ行ぐ」と言い伝えられている。
恐山大祭や恐山秋詣りには、イタコマチ(イタコがテントを張って軒を連ねている場所)に多くの人が並び、イタコの口寄せを聞く。

山門をこぐり参道を進むと右側に社務所があり納経をしてもらいに入る。
西安の青龍寺で購入した納経帖が一度も使用されずにいたので、旅行前恐山で使おうと持参してきた。それにご朱印をいただく。札所と違い納経所はひとりの参拝客もいなかった。
納経所横は宿坊に続く廊下があった。


恐山自体が火山であり、境内には温泉が湧いている。
男湯、女湯、男女入替制、混浴の4つの湯小屋があり、用意してきたタオルを出して、そのうちの一つ冷抜の湯に入る。


冷抜の湯

お湯はちょっと熱めで緑がかったお湯で、窓の外に見える源泉からひかれている。
浴槽には湯の花がいっぱい浮かんで本当にいいお湯だ。
これが無料で開放されているとはありがたいこと。
霊場のお湯はいつもの温泉とは一味も二味も違う、神聖で自然の恵みのありがたさを強く感じさせてくれた。

が古滝の湯 右は冷抜の湯でこちらに入る。
本堂廊下から境内と山門を見たところ

お湯にゆっくり浸かったあと本堂にお参りする。
恐山は862年、慈覚大師円仁が「東へ向かうこと三十余日、霊山あり その地に仏道をひろめよ」と夢のお告げに従って諸国を行脚して、ここ恐山に辿り着いて寺を開いたと伝えられている。


恐山一帯いたるところに供養の石積みが小さな山を作っている。


岩場を抜けると風景は一変する宇曽利湖畔は 極楽浜 と呼ばれ鮮烈な美しさが不気味さを感じさせる。


極楽浜に建てられた東日本大震災犠牲者追悼の地蔵菩薩像。


 普通の湖とは異質で厳粛な雰囲気の極楽浜の波打ち際を歩く。 

砂浜できれいな小石を拾って持ち帰り帰りのバス乗り場へ。拾った小石をMみ見せると驚いて、よくないと思うと言うので、そばの案内の人に訊ねる。すると『沢山の人が持ち帰った後、差しさわりがあるようで、手紙を添えて石を返送してきます。返してきたほうがいいですよ』と話してくれる。
これはいけないと思い、境内に戻り観音様の下に拾った石を手を合わせて返してくる。


恐山ではいろいろあったが、13:00発のバスに乗り下北駅に戻る。
そこで奇妙な事が起こる。

バスの時間は13:40着なのでバスの運転手さんに「少し早く着きましたね」というと「時間通りですよ」という。確かに駅の時計は13:45分をさしている。時計がとまっつしまった。
旅行に出かける数日前、電池を換えたばかりなのに時計が13:30を指したまま止まっている。
その時、帰ったらすぐ時計屋さんに文句を言おうと思っていた...(が、その夜のいつ頃からか、動き始め、何事も無かったごとく旅行から帰った今も普通に動き続けている) 
恐山で小石を持ち帰ろうとしたことと関連があるのだろか?
きっとそうだとMは言うのだが。


時計が動かなくなった下北駅

下北駅14:08JR大湊線・八戸行きに乗り、野辺地で又乗り換えて三沢駅で下車。


三沢駅前からホテルの送迎バスで青森屋へ。


駅から10分位で星野リゾート青森屋に到着。
歩いてもよかった。


女性の選べる浴衣。

七夕飾りのロビーで到着順にチェックイン。浴衣を選んで部屋に案内される。

ロビー横の足湯

部屋へ行く途中には見事な、青森「ねぶた」、弘前「ねぷた」、五所川原「立ちねぶた」が並んでいた。

星野リゾート  青森屋  青森県三沢市 古牧温泉

青森ひばの『ひばの湯』 アルカリ性単純温泉

お風呂に入り18:00夕食は一階レストランでバイキング。

夕食後はホテル自慢の催事場での津軽三味線や民謡のパフォーマンス。

2013年7月9日 
青森屋から
バスで移動
奥入瀬渓流ホテルへ

旅行3日目。朝食後ホテルの周りを散歩する。

部屋からロビーへは昨夜賑やかに津軽三味線の演奏など聴いた広場を抜けていく。


チェックアウトして荷物を預けバスの出発時間までホテル裏の庭園を見学。


広い庭園でびっくりした。ほとんど利用していないようで勿体ない。
ただ宿泊プランによっては庭園中の建物で食事をすることもあるようだ。



庭園を一周して祭りや館前からホテル玄関に戻る。

みちのく祭りやのねぶた

星野リゾート・青森屋から姉妹ホテルの星野リゾート『奥入瀬渓流ホテル』へは新青森までの送迎バスが途中で立ち寄り、9:30に出る。
久慈・小袖海岸 奥入瀬・小牧温泉
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